60歳以上の働く皆さまを応援!“エイジフレンドリー補助金”をわかりやすく解説♪
皆さまこんにちは(^^)
株式会社達美装です!
日頃よりご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
さて、今回は「エイジフレンドリー補助金」について、皆さまにわかりやすくご紹介させていただきます♪
近年、高齢化が進む中で、「60歳を過ぎても元気に働き続けたい!」という声を多く耳にします。そんな皆さまを支えるために用意されているのが、「エイジフレンドリー補助金」です。
では、この補助金制度、一体どんな内容なのか、申請にはどんな準備が必要なのか?
詳しく見ていきましょう!
◆ エイジフレンドリー補助金って?
簡単に言いますと、高年齢労働者(60歳以上)の方が、安全・快適に働ける職場環境を整備するための費用を、国が一部補助してくれる制度です。中小企業の皆さまが対象で、必要な設備の導入や専門家の指導を受ける費用の一部が支援されます。
ですが、申請すれば誰でも受け取れるわけではありません。審査が行われ、効果が期待できる取組みに対して交付される仕組みとなっています。
◆ 補助金の対象と条件は?
対象は、中小企業の皆さま。以下のような条件が必要です。
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1年以上事業を行っていること
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労災保険が適用される従業員が1名以上在籍していること(役員は除く)
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コースによっては、60歳以上の労働者が対象業務に従事していること
「高齢者が働く現場の安全性を高めたい」という思いをお持ちの企業様にぴったりの制度ですね♪
◆ 申請スケジュールは?
申請受付は、令和7年5月15日からスタートし、10月31日が締切となっています(当日消印有効)。
ただし!予算には限りがありますので、早めの準備・申請をおすすめします!
補助金の支払請求の締切は令和8年1月31日までとなっています。
◆ 補助金は4つのコースに分かれています!
それぞれの企業様の状況に応じて、4つのコースから選ぶことができます♪
◎ 総合対策コース(最大100万円、補助率4/5)
高齢労働者が就労している現場で、専門家によるリスクアセスメントと、それに基づいた対策(機器導入や工事など)を実施するコースです。
より本格的な安全対策をお考えの企業様におすすめ!
◎ 職場環境改善コース(最大100万円、補助率1/2)
転倒・墜落・熱中症・重量物の取扱など、高齢者が抱えるリスクに対応した設備導入が対象です。たとえば、滑り止め床材や補助装具、作業台やリフト、スポットクーラーなどが該当します。
現場のちょっとした改善でも申請可能なので、導入のハードルが比較的低めです。
◎ 運動指導コース(最大100万円、補助率3/4)
理学療法士や健康運動指導士などの専門家を招き、身体機能チェック・運動指導を実施するプログラム。5人以上の従業員が対象になります。
高齢者に限らず、腰痛や転倒予防を重視した職場にぴったりです。
◎ コラボヘルスコース(最大30万円、補助率3/4)
産業医などによる健康指導やシステム導入など、従業員の健康維持に力を入れたい事業者様におすすめです。
「事業所カルテ」や「健康スコアリングレポート」の提出が必要ですが、健康経営を目指す企業様にとっては心強い支援ですね!
◆ 申請の注意点とポイント
申請から交付決定まではおよそ2か月かかります。ここで重要なのは、「交付決定を受けてからでないと、実施や発注ができない」ということ!
せっかく申請しても、交付決定前に機器を発注してしまうと補助対象外になってしまいますので、ご注意くださいね。
◆ 最後に
いかがでしたでしょうか?
高年齢労働者の方が、より安全・安心に働けるよう支援してくれる「エイジフレンドリー補助金」。
対象条件をしっかり確認したうえで、早めに申請の準備を始めてみてはいかがでしょうか♪
職場の安全は、働くすべての方の安心につながります。
達美装でも、お客様の安心・安全な環境づくりのお手伝いができれば幸いです(^^)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
今後も役立つ情報をどんどん発信してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!